天気の良い日に最高なカブリオですが、開いたまま閉じなくなって入庫しました。
まずは手動にて閉じます。でないとリア部に集中する駆動部やコントロールユニットにアクセスできません。
テスターにて各部センサー、駆動系の点検したらコンバーチブルトップのロックモーター周りが動作しない事が判明。
現在は997品番に変更されていて、だいぶ改良されている様子。しかもえらい高い!!
品番変更された為、元の配線やらカバーなどが使えず新しいものに交換になります。
付属品も含めて部品だけで20万超えます。😢
さらにコンバーチブルトノカバーモーターにあるマイクロメーターも不良で交換になりました。
こちらはモーターAssyで11万!
これだけ換えてもまだ治らず、左側にあるカブリオトップマイクロメーターも不良でした。
どうやら以前も交換されている形跡がありました。
ブレンボブレーキパッド(セラミック)交換
宇宙一と言われるbrembo!
2種類設定があり今回はセラミックタイプで長寿命・低ダストタイプのパッドになります。
24ヶ月点検にて入庫。
ウォッシャー液の警告灯が点灯していたので点検してみるとウォッシャーポンプより漏れ。なにげに多い修理。
aasco軽量フライホイール
SACHSスポーツクラッチディクス(ダンパー付き)
SACLAMマフラー
前後ドリルドローター
IPDプレナム
ショートシフター
振返ると色々作業しましたね。
12ヶ月点検にて入庫。
走行距離4万Km台なのでトランスファーフルードをBiLENZAスペシャルフルードにて交換しておきます。
ポルシェのあるあるですが、
プラスチック製のホースが劣化するとヒビ割れし、2次エアーを吸ってしまいエンジンチェックランプ点灯したりします。
また間接的にブレーキサーボの効きが弱まり気づく方もいます。
ブレーキサーボに直接挿さるホースも割れている事がありますので同時点検必要です。
どちらもチェックランプ点灯します。
接着剤や癒着テープで修理する方もいますがあくまでも応急処置なので交換しましょう。
磨き屋さんに2日間かけて磨いてもらってます。
磨き終わったらいよいよナノガラスをまんべんなく塗り込み完了します。
ピカピカです。
洗車時は小さい玉が無数に残るタイプではなく、大きな水溜りになって流れ落ちるので
拭き上げも楽で水後が残りにくいタイプです。
少し前の作業になります。
8月初旬ごろにエアコンラインを含めたフルオーバーホール作業。
リキッドタンクとエキスパンションバルブは必ず純正品を使用しましょう。
リキッドタンクに関してはOEM品等安価なものを輪切りにすると恐ろしい程にチープな作りにびっくりします。
純正と雲泥の差です。
エキスパンションバルブはOEM品を含めて品質のバラつきが結構あります。
エアコンが効いてればいいんでしょと思う方は別に止めません。
高価なものには必ず理由があるのだと理解できます。
作業中にエンジンマウントが下がってしまっていたので964RSのものに交換します。
エンジン・外装・内装もRUF仕様 大昔、当店もRUFの代理店でした。
おそらくヒーターダクトにあるレジスターが火元だと思いますが、
さすがに品番変更されていて不具合のあった当時のものはついていない筈だが、
燃えてしまっているので確認できず。
出火に気付いた時近くに消化器があったのでなんとか軽症で済みました。
軽症と言ってもそれなりに修理が必要でしたが、、、
ガソリンホースなども今後の事を考えて新品にしていきます。
オイル漏れもあるので一緒に作業しました。
本日、2台まとめての作業。どちらもCaymanでした。
987Cは車高とアライメント調整、BiLENZA E/gオイル交換
981CはBiLENZA E/gオイル交換、BiLENZAブレーキフルード交換
この作業でほぼ1日ぶっ通しの作業になりました。
サーキット走行が目的なのでエンジンオイルはRacingグレード
ブレーキフルードもRacingスペックで安心です。
サーキット走行がメインならエンジンオイルはRacingもしくわSuperRacingが必須で耐熱性に優れています。
粘度はエンジンコンディションに合わせれば問題なし。
エンジン壊したくないからね。
どの粘度もエンジン軽く回ります。
前輪側が下がりすぎだったので車高を調整後のアライメントになりました。
ビレンザRacingブレーキフルード
パワークラスターというオイルメーカーは量販目的で生産していませんので非常にこだわり抜いたオイルを製造しています。
ブレーキフルードもその一つです。
最高峰のドライ沸点325°ウェット沸点215°を誇ります。
ポルシェの性能スペックは表記通りというのは有名な話ですが、こちも表記通りのスペックです。
以前にクーラントリザーブタンクヒビ割れで修理したけど、またクーラントが減るんですけど〜
エア抜きが上手くいかなかったかな?それにしても時間経っているしな?
入庫してもらい診てみるとインテークマニホールドに隠れているホースからチョロチョロ漏れ発見。
Panamera/Cayenneもそうだけどなんでこういう素材を選択するのだろう??
コストダウンしていい箇所とそうでない箇所があるだろうに。
多発するに決まっている。
メーカーも分かって設計してるよね。
作業中もあちこちプラスチック素材で触ればポキポキ心臓に良くありません。
触るだけで複雑骨折。
Cayenne、Panameraのクーラントホース抜けなどインテークマニホールドを脱着する際は
この細いプラスチックホース(形状は異なる)も必ず要チェック。
走行距離の11万km代なのでインジェクタークリーナーRISLONEを添加。
なかなか効果あります。